Translate

2012年7月25日水曜日

フィッシュ&チップス〜ロンドン編③〜

イギリスで食べたフィッシュ&チップスはすばらしくおいしかった(ハズレも多いらしいが)ので、作ってみることにしました。

【材料】(2人分)
白身魚(メカジキを使いました)2切れ、塩こしょう適量、じゃがいも2個、タマネギ1個、冷凍グリーンピース適量、衣(小麦粉、黒ビール、卵1個、塩ひとつまみ)、小麦粉(下地用)、レモン

【作り方】
①衣の材料をだまがなくなるまでかき混ぜる。小麦粉とビールの量は同量くらいで、適宜調整する。室温でしばらくおいてなじませる。
☆小麦粉は米粉にすると、油の吸収率が下がって、さっくりしたものになるそう。
②魚の切り身の表面に、塩こしょうをまぶしておく。
③じゃがいもは皮付きのままよく洗ってくし切りにし、水につけてアクを抜き、揚げる前に水分をふき取る。
④タマネギは皮をむいてくし切りにする。
⑤最初にじゃがいもを低温で十分に火を通す。最後に強火にして、軽くこげめをつける。熱いうちに塩をふる。
⑥魚の切り身に下地用の小麦粉をまぶし、衣にくぐらせて、低温の油できつね色になるまで揚げる。
⑦タマネギも衣にくぐらせて、低温の油でじっくり揚げる。
⑧付け合わせのグリーンピースを油で炒め、塩こしょうで味付けする。
⑨くし切りにしたレモンを添えて盛りつける。

ビールとよく合います。オリンピック観戦のお供にいいかも。


2012年7月14日土曜日

レーズン入りスコーン〜ロンドン編②〜

滞在中は、何回となくスコーンを食べました。
やはりお店で味わうできたてのスコーン+ジャム+紅茶の組み合わせが最高でした。

これはサービスの方も客層もとっても素敵だった老舗FORTNUM&MASONでの1枚。




友人にスコーンは手軽に作れるし、家で作った方がおいしいよ!とアドバイスされ、買ってきたスコットランド料理のレシピ本を参考に作ってみました。

【材料】
薄力粉225グラム(レシピではself-raising flour:膨らむ粉…を使うとある)、ベーキングパウダー大さじ1、塩1つまみ、バター40グラム(サイコロ状にカットする)、グラニュー糖15グラム、牛乳150ミリリットル、薄力粉(打ち粉と表面にまぶす分)適量、牛乳(表面に塗る分)適量、レーズン50グラム

【作り方】
①オーブンを余熱で220度に温める。
②薄力粉とベーキングパウダーと塩を一緒にふるい、ボウルに入れる。
③バターを入れ、さらさらになじむまで指で混ぜる。
④グラニュー糖、牛乳、レーズンを加え、なめらかになるまでこねる(湿度によって牛乳の量は調整する、こねすぎないこと)。
⑤打ち粉をした台の上に2センチの厚さにのばし、打ち粉をまぶした直径6センチ程度の丸い型(コップ等で大丈夫)でぬく。
⑥クッキングシートを敷いたオーブン板に乗せ、表面に牛乳を塗る(側面に塗るとふくらまなくなるので注意)。薄力粉を少しまぶす。
⑦黄金色になるまでオーブンで12〜15分焼く。
⑧網に移して、温かいうちに食べる、または完全に冷ますと2日持つ。

ジャムももちろん、ハチミツも合う。ケンタッキーのビスケットっぽい仕上がり(笑)




2012年7月7日土曜日

黒糖とくるみのぎゅうひ

電子レンジでお手軽に作れてしまうぎゅうひ。和菓子教室を開いている金塚晴子さんのレシピを参考に、黒糖とくるみを入れたバージョンを作ってみました。食べてみるとゆべしの味わい。
茶道教室のグルメなご主人や和菓子はすあまとゆべししか食べないという方にも喜ばれたので、ひとまず安心しました。

【材料】
白玉粉50グラム、水100ミリリットル、黒糖100グラム(あれば粉末状のもの、なければ細かく刻む)、くるみ30グラム、片栗粉適量

【作り方】
①くるみを小さく割り、フライパンでから煎りする。
②流し缶にオーブン用ペーパーを十字に敷き、片栗粉を茶こしでふるい入れる。
③耐熱ボウルに白玉粉を入れ、水を少しずつ加えながら、ダマができないように指で溶きのばす。こす。
④黒糖を加えて混ぜ、ゆるめにラップをかけて電子レンジで2分加熱する。全体を混ぜ、ふたたびラップをかけて2分加熱する。
(加熱時間は固まり具合に応じて調整する)
⑤全体がなめらかになるまでよく練り混ぜ、透明感が出てきたらくるみを加える。
⑥流し缶に入れ、上からも茶こしで片栗粉をふりかける。ペーパーを内側に折り込み、上から表面が平になるようきっちり押す。
⑦冷ましてから、好みの大きさに切る。

1日たってもかなりやわらかいです



2012年7月3日火曜日

カリフラワーのグラタン〜ロンドン編①〜

友人を訪ねて、1週間ほどイギリス・ロンドンに滞在してきました。滞在中のごはんにあまり外れたものもなく、(これはおそらく友人の配慮に寄るものと思われますが)、生のベリー類やスコーン、フィッシュ&チップス(友人が今まで食べた中で1番おいしいと宣言していた)など十分満足のいく食環境でした。古い時代から残っているパブの雰囲気も素敵でしたし、紅茶はミルクを入れてしまうのがもったいないと感じるおいしさでした。

ただ、外食すると結構高くついてしまうので、ご近所のスーパーWaitrose(おしゃれかつ品揃えも豊富)で買い出しをして、友人宅の台所で料理をした日もありました。
そんな一コマから・・・。

旅行先でスーパーをのぞくと、とても楽しめますが、特にヨーロッパはチーズが安くて心躍ります。このときは、カリフラワーの安さにテンションが上がりました。

【材料】
カリフラワー一房、マッシュルーム4〜5個、タマネギ1個、牛乳2カップ、小麦粉大さじ3〜4、とけるチーズ適量、オリーブオイル適量、ブイヨン1粒、ローリエ1枚、塩・胡椒

【作り方】
①カリフラワーは一口大に切り、湯に入れてやわらかくなるまで茹でる。
②マッシュルームとタマネギを薄切りにして、オリーブオイルで炒める。(オリーブオイルはバターの代わりなので多めに入れる)
③しんなりしたら、小麦粉を加えて、焦がさないように弱火で炒める。
④牛乳を少しずつ加えて、濃度を調整する。
⑤ローリエとブイヨン、塩・胡椒を加える。
⑥カリフラワーを加えてソースと和え、味を調整する。
⑦最後にチーズを乗せ、余熱でとかす。



イングリッシュマフィンの隣にいます