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2012年6月3日日曜日

名水点のお点前

お茶の教室で、今週「名水点」という新鮮なお点前を習ったので、ご紹介します。
写真がなくて残念なのですが、いつもと違う点は、水指(水を入れておく道具)が釣瓶(井戸水をくむ桶ですね)をイメージした四角い形で、しめ縄飾りがついて、まるで神社みたいになっていました。
この水指を見て、お客は今日は名水なんだなと気づきます。そして、お茶を点てる前に水を所望して、水だけで飲むのです。

今回は残念ながら「久我山の名水」(水道水・・・)だったのですが、本来は明け方から名水を汲んできて、どこで汲んできたものか説明するそうです。

お茶もお酒も(料理も)、水がおいしいことが一番だと思うので、わざわざ水だけ飲んでもらうお点前というのも、腑に落ちました。
お酒の仕込み水を飲むのと同じことですね。

ちなみに、杉並区内だと、西永福にある大宮神社に流れる善福寺川の水が、東京の名湧水57選の1つだそうです。
都内にそんなに名湧水があるとは驚きですが、新宿や渋谷でも湧いているみたいです。

今週の和菓子は空豆の形のじょうよ饅頭でした(こちらも写真なしでごめんなさい・・・)。

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