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2011年9月18日日曜日

9月の和菓子

9月の和菓子教室で、2種類のねりきりを作りました。
ねりきりの生地は、本当は白あんに求肥(ぎゅうひ)や水飴を加えて練り上げるそうなのですが、教室では簡単に作れるようにしてあるそう。

【菊の作り方】
材料はねりきり(白あん220グラム、白玉粉3グラム、水大さじ2~3)、色粉(赤・黄)少々、こしあん160グラム、抹茶ようかんです。

①ねりきり:鍋に白あんと水で溶いた白玉粉を茶こしでこして入れます。よく混ぜます。火にかけて、最初は強火で温め、弱火にして水分を飛ばしながら、こがさないように練り混ぜます。
②手でさわってみて付かない固さになったら、かわいたさらし布巾の上に小分けにして、冷まします。
③温かいうちにひとまとめにして混ぜ、再び小分けにして冷まします。これを生地が冷めるまでくり返します。
④こしあんを8等分にして丸めます。
⑤③をまとめ、小さじ2分の1を取り分け、水溶きした黄色の色粉で染め、8等分します。
⑥残りのねりきりは水溶きした赤の色粉でピンク色に染めます。8等分して丸めます。
⑦抹茶ようかんは2ミリ厚さに切り、菊の葉型で8枚抜きます。
⑧⑥のピンク色の生地で④のこしあんを包みます。上側はねりきりを厚めにします。上中央に花芯のくぼみをつけます。
⑨ナイフの裏側で筋を入れます。
⑩⑤の黄色のねりきりを、ざるの網目に押し出し、花芯状にまとめます。
⑪⑩をくぼみに乗せ、近くに⑦の菊の葉を添えます。

【紅葉の作り方】
材料はねりきり(白あん220グラム、白玉粉3グラム、水大さじ2~3)、色粉(赤・黄)少々、こしあん160グラムです。

①ねりきりの作り方は菊と同様です。
②こしあんを8等分し、俵型に丸めます。
③ねりきりの生地をまとめ、水溶きした黄色の色粉で染めます。8分の1を取り置き、残りは、水溶きした赤の色粉を加えて、オレンジ色に染めます。それぞれ8等分します。
④オレンジ色のねりきりをしずく型にし、先端に黄色のねりきりを乗せてぼかします。めん棒で木の葉型にのばします。
⑤④の表側に葉脈を入れます。
⑥あんを乗せ、二つ折りにします。
これが自分で作ったもの。右側はかぼちゃではありません・・・。

師範台の作品。菊はもっと細かく模様を入れるといいんですね。

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